2025年11月22日、株式会社ホットは、福井県若狭町の世久見海岸にてビーチクリーン活動を行いました。
今回の活動は「海ごみを知る・考える・行動につなげる」をテーマに、清掃だけでなく、海洋ごみの背景を学ぶ講話やグループワークも組み合わせた“学び重視”のプログラムとして実施しました。
当日は、若狭高校(海洋科学科)の高校生2名も参加し、総勢19名での取り組みとなりました。
【1】世久見海岸での清掃活動
世久見海岸に到着後、西野さんからごみの拾い方・分別のポイントについて説明を受け、清掃活動がスタートしました。

世久見海岸は一見すると美しい海ですが、足元を見ると、大小様々な人工ごみが砂利の間に入り込み、漂着物が帯状に堆積している場所も多く見られます。

参加者は、買い物かごを持って大きな漁具から細かなプラスチック破片まで、手作業で丁寧に拾い上げました

劣化して細かくなったプラスチック片は、石や砂に紛れやすく、
一つひとつ手作業で探して拾う作業の難しさを実感しました。

活動中には、大きなブイの漂着物も発見。
普段は目にしない“海ごみのスケール感”に驚かされ、海の現状をよりリアルに感じる場面となりました。

【2】清掃前後の“変化”
清掃前の海岸は、人工ごみや漁具、大きな破片があちこちに散乱し、自然の風景と人工物が混ざり合った状態でした。

しかし、約30〜40分の活動によって、同じ場所とは思えないほどきれいな状態に。

短い時間の活動でしたが、海岸の変化ははっきりと目に見えるものでした。
参加者からは
「きれいになって気持ちが良い」
「自分たちの行動がちゃんと力になっていると実感できた」
といった声も寄せられました。
【3】回収したごみから知る“海ごみの現実”
回収したごみはその場で仕分けを行い、種類ごとにまとめます。

人工物に絞って拾ったにもかかわらず、かごいっぱいのプラスチック容器・漁具・プラスチック片が集まり、その量に改めて驚かされました。

拾った漁具がどのように使われるものか、海を漂流するとどうなるのか、なぜこの場所に流れ着くのかといった背景を、実物を前にしながら詳しく説明していただきました。
【4】道の駅三方五湖での講話とグループワーク
清掃後は、道の駅三方五湖に移動し、講話を受講しました。

ここでは、世久見海岸での海ごみ調査の結果に基づく傾向などが紹介され、海ごみが“なぜ発生するのか”“どこから来るのか””拾った後どうなるのか”を知る機会となりました。
参加者からは、
- 「漁具の多さに驚いた」
- 「こんなに狭い範囲で大量に出てくるとは思わなかった」
- 「海外からの漂着ごみを見て、問題の大きさを実感した」
- 「つくる責任・つかう責任を考えさせられた」
など、率直な気づきの声が多く挙がりました。
続いて行われたグループワークでは、
「持続可能な社会と会社の持続可能性」
をテーマに、三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)に“未来よし”を加えた“四方よし”の視点で議論。

身近な生活の中でできること、企業として取り組むべき方向性、地域と連携して広げていく方法など、多面的な意見が交わされました。
【5】活動を終えて
海岸で拾い、講話を聞き、対話を重ねたことで、海ごみ問題がより“自分ごと”として感じられる一日となりました。
今回得た学びを、今後の環境活動やものづくりにも生かしながら、持続可能な未来に向けて私たちの取り組みを続けてまいります。

